不動産屋のおっさんコラム
【基本】住宅を売却する前に知っておくべきこととは?
2019/07/27
家の売却をお考えですか?
家の売却は人生でそうなんども経験することはありませんよね。
今回が初めての経験という方も多いかと思います。
そこでこの記事では住宅売却で基本的な消費税についてご紹介させていただきます。
□住宅の売却に消費税はかかる?
まず基本的なことですが、住宅の売却には消費税がかかるのでしょうか?
結論からいうと売却した代金に消費税はかかりません。
消費税がかかるのかどうかというのは課税の対象者かどうかという点が関わってきます。
そして消費税の場合、この課税対象者は「事業者」となります。
ですので普通の人が住宅の売却をしても消費税はかからないということです。
□売却のための費用には消費税がかかる
売却自体には消費税がかからないと先ほどご紹介させていただきましたが、売却のための費用には次のようなものがあります。
・仲介手数料
・司法書士費用
・銀行への手数料
これらは先ほどご紹介したような課税対象者として該当します。
不動産会社、司法書士、銀行はそれぞれ事業者ですし、それらが提供するサービス、商品には消費税が発生します。
しかしこれらは数万円程度ですので、数百万円から数千万円が動く不動産売却ではそこまで意識する必要はないでしょう。
□増税前と増税後で影響がある?
現在は8%で来年、2019年には10%に増税される消費税ですが不動産売却に影響があるんでしょうか?
結論から申し上げますと特に大きな影響はないでしょう。
先ほどまでご紹介させていただいたように、不動産売却に消費税が関わるのは売却のための手数料などです。
そしてこれらは売却代金などに比べると金額がかなり小さくなります。
ですので消費税が上がるから早く売った方がいいということは特になく、ご自分のタイミングや他の要因に注意し住宅の売り時は判断するべきです。
しかし直接的ではなく間接的に影響を持つ可能性があることも否めません。
一般的に消費税が上がると消費者の購買意欲が削がれ、消費が減るという傾向があります。
ですので物件が売りにくくなる可能性があります。
□まとめ
この記事では住宅を売却する前には知っておきたい基本である消費税についてご紹介させていただきましたがいかがでしたか?
消費税に限らず、税金は正しい知識がないと売却の際に考えていたよりも高額だったり、思わぬ落とし穴がある可能性があります。
不動産売却をお考えの方は税金の基本的なことは押さえておくと良いですね。
不動産に関してご相談、お悩み等ございましたらぜひお気軽に私たちアルタ不動産にお問い合わせくださいね。