不動産屋のおっさんコラム
マンション売却をする際の業者の選び方は?七飯の不動産会社が解説!
2018/05/11
不動産売却において業者選びは重要です。
どのような会社を選ぶかによって、得られる金額が数十万円も数百万円も違ってくるので、売買の際の一番の肝だと言えます。
そこで今回は、マンション売却で損をしないための業者選びの方法についてお伝えします。
■査定を複数社で行う
まず不動産売買の際に注意しなければならないのが、一社の査定だけで売却活動を始めてしまわないということです。
これは不動産売買における鉄則とも言えることで、売買で失敗しないために必ず意識しなければなりません。
よくあるのが、査定を依頼するとすぐに売却のための契約をうちと結ぼうと契約を急がせ、他の業者の情報を取り込ませないようにする悪徳業者につかまってしまう事例です。
これは一社で査定が満足できればそれで良いという方に多い失敗です。初めから数社査定を依頼することを意識しておけば引っかかりにくくなります。
査定を複数社に依頼することには、悪徳業者から逃れる以外にも理由はあります。
査定を受けて思ったよりも良い金額が提示されると、その金額が適正価格だと思ってしまって、それよりも高く売れる可能性を潰してしまうということです。
このような事例では、他の会社で査定を受けてみたらさらに高い金額で提示してもらえたり、売却活動を始めると買い手が瞬時について売れてしまったりと、適正よりも低い価格で売ってしまっている時があります。
以上のようなことを防止するためにも、査定は複数社に依頼しなければなりません。
■売買専門の会社に依頼する
皆さんに意外と知られていないことが、不動産会社に売買を専門で行っているところもあれば、そうでないところもあるということです。
売買専門ではない会社の例が、売り手から買い取った分譲マンションや土地を運用し、投資から利益を出している会社です。
このような会社の特徴としては、運用できるような良い物件があれば、その運用後の利益を極大化するため、良い物件を少しでも安く買い取ろうとします。
そのため、あなたの売る物件の立地が良かったり、築年数が浅かったり、アクセスが良かったりと、まだまだ住むのに魅力がある物件であればあるほど、こういった会社に気をつけなければなりません。
そして、こうした不適正な価格での買取を避けるための手段としては、不動産売買の専門会社に頼むのが有効です。
売買専門であれば、市場を通して買い手を探し適正な価格で物件を売ることができるため、損をすることがありませんし、運用を目的としていないためお客様の利益が第一です。
会社は売買の仲介手数料で利益を上げているため、売却の金額が適正でなくなることがほとんどないのです。
■まとめ
不動産売却は、担当者の働きによってどれくらい早く契約がとれるかも変わってくるため、その良し悪しも重要です。
いくつか会社を見た中で自分に合う担当者がいれば、それを基準にしても良いかもしれませんね。