不動産屋のおっさんコラム
マンション売却時に戻ってくるお金はあるの?北斗の不動産売買専門会社がご紹介します!
2018/02/28
「マンションの売却ってどのくらい利益でるの?」
「購入時からどのくらいのお金が戻ってくる?」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか?
マンションを手放す事情はいくつかあります。
例えば、遺産の相続でマンションを手に入れた場合です。
マンションを相続したけど、引っ越す気もないから売却しようと考えている方がいらっしゃいます。
また、転勤などによっても今住んでいるマンションを手放す必要が出てくることがあります。
そんな時、マンション購入時に支払った費用のどれくらいが返ってくるか知っておきたいですよね?
今回は「マンション売却時に戻ってくるお金」についてお伝えします。
【マンション売却時に戻ってくるお金】
1. 住宅ローン保証料
多くの方が住宅ローンを利用することになると思います。
住宅ローンを利用してマンションを購入する場合には、必ず住宅ローンの保証を利用しなければなりません。
住宅ローンの期間によって変わりますが、住宅ローン保証料は数十万〜数百万円必要になります。
この住宅ローン保証料を一括で支払っている場合がありますが、もし一括で前払いしている場合、残りの期間のローンの保証料が返済されます。
この住宅ローン保証料は支払った金融機関によって返金額が変わります。
2. 固定資産税
売主が買主の分まで固定資産税などを支払っている場合は、マンションを購入してもらったときに買主に支払ってもらうことが主流です。
固定資産税は1月1日時点の所有者に課税されますが、年内にマンションの譲渡が決まった場合は残りの固定資産税額は購入者に負担してもらうことになります。
3. 火災保険
マンションを購入する際には多くの場合、災害に備えて火災保険や地震保険に加入しています。
保険の内容や保険の種類によって変わりますが、年間で数万円〜数十万円の費用がかかります。
この金額は年始に発生するのですが、年内にマンションを売却した場合は残りの保険金は返済してもらえます。
ただし、ここで注意しなければならないことがあります。
固定資産税とは違い、保険の場合は保険の解約の旨を申告しなければ保険料を返金してもらえないということです。
マンションが売却でき次第、忘れることなく保険解約を申告するようにしましょう。
以上のように、マンションを売却するときには、購入するときに支払った金額の一部が戻ってくることがあります。どの程度金額が戻ってくるかはマンションを売却する時期や支払った量によって大きく変わるので、事前に把握しておきましょう!