不動産屋のおっさんコラム
不動産の価格変動に要注意!近隣のエリアの開発状況で価格が変わる?
2019/03/19
不動産の売却を考えておられる方、タイミングを意識されていますか?
実は、不動産の売却はいつ売却するかで売れる値段が大きく変わる場合があります。
その原因には、不動産は劣化してしまうことや流行があること、周りの環境に影響されることなどがあります。
その中でも今日は周りの環境によって変わる不動産の価値について紹介します。
□不動産価値は周りの環境によって影響される
不動産はその名の通り、基本的には動きません。
しかし、周りのものは動いたり変化したりします。
この変化が動かない不動産の価値を変化させます。
周りの環境によっては劣化などを防ぎ、故障も汚れも一切ない不動産でも価値が変動してしまいます。
具体的にどのような周りの変化が不動産の価値に影響を与えるのかを紹介します。
*公共施設
まずは、公共の施設です。
公共施設が増えると住みやすくなり、その周辺の土地に住みたい人が多くなります。
住みたい人が多くなると、公共施設周辺の不動産の市場価値は高くなります。
例えば、学校です。
もし、子供がいる家庭が新たに家を買うとします。
この時に学校があるところとないところだとあるところ選びます。
このようにしてその土地の人気が上がります。
学校の他にも、図書館や公民館などもこの公共施設の1つです。
*交通手段
次に紹介するのが交通手段です。
交通手段には様々なものが存在します。
電車、バス、車が主なものです。
これらの交通手段が使いやすくなると周辺の不動産かちがあがります。
電車の場合は駅の有無や、電車の充実度です。
普通列車しか止まらない駅よりも急行や特急列車が止まる駅の方に人気が出ます。
また、バスも同じようにバスの有無や、本数などが不動産価値に影響します。
車は一見どこでも行けるので関係ないように思うかもしれません。
しかし、国道の有無や道の広さ、また高速道路からの距離などで不動産価値に影響を与えます。
*商業施設
最後に商業施設についてです。
商業施設の有無や数は公共施設と同じように生活のしやすさに影響し、その周辺の土地の価値に影響します。
スーパーやコンビニのない街を想像してみてください。
生活を行いにくそうではありませんか?
このように一見当たり前に見える商業施設がある街も生活を便利にするためには必要なのです。
□まとめ
不動産の価格は周りの状況に左右され変化します。
それらの変化を予測することが不動産の売買をお得に行う上で重要です。
公共施設や交通手段は行政が知っていたり、街の話題になっていることがあったりします。
まずは、近隣の変化について情報を集めてみてはどうでしょうか?