不動産屋のおっさんコラム
不動産を売る!購入希望者との契約の前にすることとは?
2019/06/25
不動産の売買は購入したい人が現れたら即契約になるというような単純なものではありません。
大きな金額が動くことになるので契約は慎重になります。
不動産の売却は売り手が提示した金額、条件で必ず買い手が購入するというものではありません。
買い手にも条件があり、購入希望になったら売り手と条件を交渉することになります。
このように不動産の売買は契約の前にいくつかすることがあります。
この記事では不動産を売るときに購入希望者と契約の前に行う手続きなどをご紹介したいと思います。
□条件を確認し、交渉を開始
不動産の売却はあなたが提示した条件で必ず売れるわけではありません。
むしろそういったことはほとんどないくらいです。
購入希望者が現れた場合、買い手から売り手へ買付証明書という書類が提示されます。
これには買い手が希望する条件が記載されています。
具体的には購入希望価格、代金の支払い条件、引き渡し希望日などが記載されています。
売り手はこれらの条件を確認し、交渉に入るかどうかをけっていします。
交渉といっても実際に行うのは売り手、買い手も両者の不動産会社が一般的です。
□条件を調整する
交渉ではどちらの希望条件もすべてが叶うわけではありません。
ですからお互いの不動産会社の間で買い手、売り手の双方が納得できる解決点を模索しながら交渉を行っていきます。
交渉をするのは不動産会社でも最終的に条件を決めるのは売り手であるあなたです。
不動産会社と相談しながら、自分が納得できる条件であるか確認し条件を調整しましょう。
調整する条件で最もお互いが意識するのは価格の条件です。
価格が適正かどうかはご自身で判断することは難しいかと思いますので、不動産会社からのアドバイスをもらいながら調整していきましょう。
また価格はそれ単体で交渉するのではなく、例えば建物を補修するからこの価格、逆に補修はしないから価格を下げるのように他の条件と組み合わせた交渉が効果的です。
こういったことも不動産会社へ聞いてみましょう。
特に交渉は不動産会社の実績、経験などが大きく関係してきますので不動産会社選びは慎重に行いましょう。
□おわりに
この記事では不動産売買のときに購入希望者と行う手続きなどをご紹介しましたがいかがでしたか?
価格や引き渡し時期、代金の支払日などの条件をしっかり交渉する必要があることがお分かりいただけたかと思います。
私たちアルタ不動産は不動産売買のお手伝いをしていますので、不動産に関してご質問等ございましたらお気軽にご相談くださいね。