不動産屋のおっさんコラム
不動産売却で売れない物件の共通点とは?北斗で不動産売却をお考えの方へ
2018/04/17
「不動産売却の活動を始めて3ヶ月になるが、まだ成約に至っていない」
そんな不動産売却で売れずに困っているという方も多いのではないでしょうか。
不動産会社との専任契約、専属専任契約の有効期限は一般的に3ヶ月になっているため、それまでに売れないと自然に契約破棄と言うことになってしまい、新たに契約をし直さなければならなくなってしまうのです。
売れ残ってしまうと「仕方なく価格を下げる」ことを考えてしまうと思いますが、少しおまちください。その前に、売れ残る原因とは一体何なのか確認しましょう。
■担当者の働きは十分か
不動産売買において、物件が売れるかどうかを左右するのが、担当者の働きです。
皆さんが、不動産会社に対して買取依頼をした物件は担当者の手によって売却のための広告活動などが行われ、買い手との話も進められます。
そのため、担当者がいかにその物件の良いところをアピールし売り込んでいけるかが、売却成約の可否を決定するのです。
そんな不動産売却の担当者にも色々な人がいます。
一生懸命一つの物件を売り切ることに注力する人もいれば、本当に売れそうな物件以外はあまり力を入れて売ろうとしない人もいるかもしれません。
良くない担当者にあたってしまうと、本当になかなか売れないということになってしまいかねないので、その辺りの見極めは客観的に行ったほうが良いでしょう。
■内覧への対応は十分か
売却活動時に家の中の様子を拝見にやってくる内覧時の接客も、成約のための必須条件です。
マンションの退去とは違って、一軒家の売却の時には、皆さんが家を出る前に買い手候補の人に部屋の中を見てもらうことになります。
そのため、家の中の案内や間取りの紹介を皆さん自身で行わなければならない部分があり、この接客対応をどう上手くするかによって契約の決まる早さが変わってくるのです。
内覧時には、まず最低限の掃除と片づけはやっておかなければいけません。
部屋や床にものがあふれていては家自体が散らかった印象になってしまいますし、買い手側がその家に住むイメージを持てなくなってしまいます。
ハウスクリーニングをしておくのも内覧前のこのタイミングが良いでしょう。
特に、キッチンやトイレ、洗面所などの水まわりは、清潔さが最もチェックされるポイントになりますので注意しましょう。
あとは、部屋の照明をきちんと明るくしていたり、玄関先を少しきれいにしておいたりすると、内覧者の物件に対するイメージも良くなるでしょう。
■まとめ
不動産売却において重要なポイントは、十分な売却活動、質の良い物件、それと内覧時の対応の3点です。
どれが欠けても契約の成立しづらさにつながってしまいますので、それぞれ随時確認するようにしましょう。