不動産屋のおっさんコラム
不動産売却をお考えの方要注意!業者に買い取ってもらう時の注意点とは?
2019/03/31
「所有している不動産を売却したい・・・」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか?
売却する方法の1つとして、業者に買い取りを依頼できますが、この際、何に気をつけるべきなのでしょうか。
今回は業者の買い取りに注目して、その注意点をご紹介します。
□不動産売却|売買の種類
業者の買い取りについてお話しする前に、不動産売買の種類について知っておきましょう。
不動産売買には、
1.仲介業者を挟んで買い主に売る方法
2.不動産会社に直接売る方法
この2種類の方法があります。
まず1.についてですが、この方法は不動産会社を媒介して一般の方に売ることを言います。
不動産会社はその際の仲介手数料で利潤を得ています。
一方で2.は、所有する不動産を不動産会社が直接買い取ってくれる方法です。
不動産会社は買い取った不動産を転売することで利潤を得る仕組みとなっています。
転売の際にリフォームをする場合もあり、その費用や利益分を価格に反映させて転売するのです。
□不動産売却|業者に買い取りを依頼する際の注意点
不動産売却の2つの方法がわかった上で、本題に入っていきましょう。
業者に買い取りを依頼する際、どんなことに気をつけたら良いのでしょうか。
2つの項目に分けてお伝えします!
1.価格が安くなる
業者に買い取りを依頼すると、不動産会社を仲介として売買した際の価格よりも安くなってしまいます。
その価格は、不動産を仲介したときの6~8割ほどに下がってしまうのです。
業者による買い取りのため、売却に時間がかからない、リフォームする必要はないなどのメリットはありますが、その分が価格に反映されます。
売買の価格を重視するか、売買の期間や手間を重視するか十分に検討する必要があるでしょう。
2.需要が低い土地では業者も対応してくれない
所有する不動産の立地条件が悪いと、業者が買い取ってくれない場合があります。
不動産会社は、買い取った後に転売できることが前提としてあるため買い取りを実施します。
転売可能性が低い不動産に関しては、不動産会社も利益を得られないため、対応してくれない場合があるのです。
立地条件があまり良くない土地というのは、極端に田舎な場所や、不動産会社がデータとして持っている人気の低い場所です。
条件に該当するかどうか、不動産会社にあらかじめ相談する必要があるでしょう。
□まとめ
今回は、不動産売却について、その方法や注意点についてお伝えしました。
不動産売却についてお困りでしたら、アルタ不動産までお気軽にご相談ください。