不動産屋のおっさんコラム
中古住宅を売却するベストタイミングとは|函館の不動産業者の豆知識!
2018/04/07
中古住宅の売却を考えていると、一番気になることは
「いつ売るのがベストなのか」ということではないでしょうか。
中古住宅の売却には様々な観点があるため、一概にいつがいいとは言い切れません。
そこで今回は、中古住宅を売るベストタイミングについて様々な観点からご紹介します。
・市場から考察する中古住宅のベストタイミング
土地や住宅の価格は様々な要因によって上下します。
最近では、2008年のリーマンショックに伴った土地、住宅の価格下落が起こりました。
一般的には、リ-マンショックの価格下落以降、市場は回復していると言われており、実際に土地、住宅の価格は上がっています。
これは2020年に行われる東京オリンピックによるものだといわれており、東京オリンピックまでは順調に市場が賑わっていくといわれています。
市場から考察すると、市場が活発であると思われる2020年までに売るのがベストでしょう。
・季節から考察する中古住宅のベストタイミング
一般的に中古住宅のニーズは、引っ越しのシーズンに合わせて動きます。
日本では4月と9月が引越しのシーズンといわれています。
特に4月が多いと言われており、中古住宅の購入は2~3月の間に最も売れています。
この期間の売却を狙うとしたら、売り出しはもう少し早めの1月ごろに合わせるとよいでしょう。
早めに売り出してしまうと、売れ残っていると判断されるため、買い手が付きにくいといったこともあるようです。
不動産業者と打ち合わせを行い、ベストなタイミングで売却を行いましょう。
・築年数から考察する中古住宅のベストタイミング
中古住宅は時間の経過とともにその価値を失っていきます。
そのため、高く売ろうと思うと早めに売ることが重要となります。
しかし、価値の下落に関しても波があり、一般的に築11年から15年の中古住宅においては10%程の下落、築15年から築30年の中古住宅においてはさらに急激な価値の下落が起こるといわれています。
理由としては、築15年以上となると、設備などの修繕費用が発生するためと考えられており、目安としては築15年までが売却のベストタイミングといえるでしょう。
今回は、中古住宅を売るベストタイミングについて様々な観点からご紹介しました。
冒頭でも述べたように、中古住宅の売却には様々な観点があるため、一概にいつがいいとは言い切れません。
自分の都合と買い手のニーズに合わせたベストタイミングを決定し、売り出す時期を決めましょう。