不動産屋のおっさんコラム
住宅を売却する前にリフォームって必要?
2019/06/01
家の売却の際にリフォームが必要かどうかお悩みの方は多いと思います。
「リフォーム代がかかるのが嫌だ…」
「でもリフォームしないと売れなさそう…」
このように、リフォームに関するお悩みのせいでなかなか家の売却に踏み出せないのではないでしょうか。
このような家の売却の際のリフォームに関するお悩みを解決するために、今回は家の売却の前にリフォームが必要かどうかについて解説します。
おなじような悩みをお持ちのかたはぜひ一読ください。
□リフォームは必要?
家の売却の際にリフォームは必要なのでしょうか。
結論から言うと、リフォームは必要ありません。
以下からはその理由を説明します。
*金銭面
金銭面を考慮すると、家の売却前にリフォームをする必要はありません。
なぜなら、個人でリフォームをする場合は、効率の悪いリフォームをしてしまう可能性が高く、その分リフォーム費用が高くなりやすいからです。
確かにリフォームすることで、自分の売却する家が売れやすいものになるのですが、リフォーム費用が高額だと、家を売れたとしても得ではなくむしろ損してしまう場合が多いのです。
だから、金銭面から考えて、家の売却前にリフォームする必要はありません。
*購入者のニーズ
家の購入者の中には、自分でリフォームをしたいと考える人が多いです。
だから、売却者が売る前に自らリフォームするのではなく、新しく家を購入した人が自らリフォームしたほうが、家の売却者にとってもあらたな購入者にとってもお得です。
自分自身でのリフォームを希望する方に売った家を買ってもらうためにも、リフォームはしないまま売却することをおすすめします。
*リフォームなしでの売却が広まる現状
そもそも現在、個人の80パーセント以上がリフォームなしで家を売却しているという現状があります。
リフォームしない代わりに安めの値段で家を売却することが当たり前となっている現在。
このような現状もリフォームが必要ないことを根拠づけていると思います。
□もしリフォームをすすめられたら
もしリフォームをすすめられた場合、ほかの不動産会社にも意見を聞いてみるとよいです。
他の不動産会社にも同じようにすすめられ、自分も納得がいけば、リフォームしてから家を売るのもよいでしょう。
しかし上述したように、リフォームをせず家を売ることがどんどん主流になっている現状があるので、リフォームの検討の際には十分に吟味してほしいです。
□まとめ
家を売却する前にリフォームする必要があるかについて解説しました。
家をリフォームせず売る方がお得になる場合が多く、現在はそれがメインになっていることが理解していただければ幸いです。
不動産に関するお悩みがあればぜひご連絡ください。