不動産屋のおっさんコラム
住宅ローンの種類とは?
2019/05/18
住宅の購入をお考えの方はいらっしゃいませんか?
住宅の購入は多くの人にとっておそらく人生で1度の大きな買い物かと思います。
大きな買い物だからこそ、しっかりした資金計画を練る必要がありますよね。
そこで今回は新しく住宅の購入をお考えの方に向けて、住宅ローンの種類についてご紹介します。
□フラット35
まずはじめにご紹介するのはフラット35です。
こちらは民間金融機関の融資した住宅ローンを住宅金融支援機構が受け取り、そのローンを裏付けとして資金調達をする方法とっている住宅ローンです。
このフラット35の特徴は全期間固定金利である点です。
これによって借り入れる時に最終的な返済額を確定できるメリットがあります。
金利が変動制だと市場の金利にローンの金利も左右されるため、返済額が増えたり減ったりします。
返済額が確定されていないと資金計画が立てづらかったり、金額の変動に不安を覚える方も少なくありません。
それに対してフラット35は固定制なので、市場金利が高騰してもより安心して返済いし続けることができます。
また、住宅が条件を満たしたら一定期間金利が低くなるフラット35Sというプランもあります。
□銀行ローン
次にご紹介するのが銀行ローンです。
これは民間銀行に住宅のための融資をしてもらう方法で、融資限度額は各銀行により異なりますが、5000万円から1億円までが一般的とされています。
金利のタイプも各金融機関によって異なりますが、数年間は固定でそれ以降は変動制の固定金利選択型や全期間固定金利型があります。
まずは様々な銀行で取り扱っている商品を確認してみてはいかがでしょうか。
比較してみることで理想のローンを見つけることができるかもしれません。
□財形住宅融資
最後にご紹介するのは、財形住宅融資です。
これは給与から財形貯蓄を1年以上続け、例えば貯蓄残高が50万円以上というように特定の条件を満たした方が受けられる融資制度です。
この財形貯蓄について知らない方も多いかと思いますが、これは国が労働者の財産形成を目的に行う貯蓄制度です。
その中でも目的別に3種類があり、そのうちの1つが住宅取得のための財形住宅貯蓄です。
借り入れ可能額は最大で4000万円で、融資手数料が無料なのが財形住宅融資の魅力です。
□おわりに
今回は住宅の購入をお考えの方に、資金計画として住宅ローンの種類をご紹介しました。
住宅ローンについて知りたいとお考えの方にとって、少しでも参考になる情報をお伝えできたなら幸いです。
住宅は人生の中でも大きな金額が必要な買い物です。
ですので資金計画はしっかり練る必要があります。
今回ご紹介した住宅ローンを参考に、ご自分の家族計画や現在の状況から慎重に住宅ローンを組みましょう。