不動産屋のおっさんコラム
住宅購入のために重要な予算の考え方を知っておこう!
2019/06/27
住宅の購入にどれくらいの費用をかけたらいいんだろう?
住宅の購入は人生にそう何度もあることではないので、予算などもよくわからないという人が多いかと思います。
そこでこの記事では住宅購入のために重要な予算の考え方をご紹介したいと思います。
□予算の全体像を把握する
住宅購入に必要な資金は購入資金だけではありません。
税金や登記を依頼する費用、住宅ローンに関係する費用、引っ越し費用など様々な費用がかかってきます。
ですから使えるだけの資金を住宅の購入だけに当ててしまうと他の予算がなくなってしまうということになってしまいます。
予算の考え方としては物件価格と先程ご紹介したような諸費用と自己資金と住宅ローンを合わせた資金計画がイコールになるようなものが理想です。
□自己資金からどれくらい頭金に充てる?
住宅購入をした際にはローンを組むことが一般的ですが、その際にも頭金を支払います。
預貯金などの自己資金のうちのどれくらいが住宅購入の頭金に充てられるでしょうか?
計画なしに資金を頭金につぎ込むと先程ご紹介したような諸費用が払えなくなってしまったり、そもそも生活が難しくなり、お金を借りないといけなくなることなども考えられます。
ですからどれくらいの費用を頭金に充てられるのか理解しておくことが大切です。
さてそれをどのように求めるかですが自己資金の総額から当面の生活費、住宅購入に関わる物件購入以外の費用を引いたものが頭金に充てられる費用になります。
□住宅ローン借り入れ額を考える
住宅を購入するときには住宅ローンを組むことが一般的ですよね。
これに関して気になるのがどれくらい借り入れればよいのかという点ではないでしょうか?
住宅ローン借り入れ額は「返せる額」から考えるようにしてみましょう。
一般的には、年収負担の25%以内の額なら安心と言われていますので、年収に見合う毎月返済額を計算し、家計への負担を考慮してローンを組みましょう。
□おわりに
今回は住宅購入のために重要な予算の考え方をご紹介しましたがいかがでしたか?
住宅の購入は経験したことがないとイメージしづらいかと思います。
ですから前もってどれくらいの費用を物件にかけることができるのか、当面の生活費はどれくらいか、家計に負担をかけないローンの返済額はどれくらいかをできるだけ詳しく計算しておくことが大切なんです。
予算をどうしようかお悩みの方は今回ご紹介した点を参考にまずは予算感をイメージしてみることから始めてみてはいかがでしょうか?