不動産屋のおっさんコラム
必見!不動産売却における詐欺の手口|七飯の不動産売買専門会社がご紹介!
2018/04/02
不動産の売却を考える中で大事なことはたくさんあります。
業者の選び方や掛かる税金についてなどが挙げられます。
しかし、見落としがちですが、とても重要なことがあります。
それは不動産売却での詐欺が起こっているということを認識することです。
今回は、不動産売却における詐欺の手口についてご紹介します。
・勝手に登記を変更される
不動産売却を行い、買い手が決まった場合は登記と不動産の引渡しを行います。
この際によくある詐欺の手口は、登記移転で正常な方法で行わず、勝手に登記を変更するといった手口です。
この詐欺にあった場合、売買代金が支払われないことはもちろんのこと、不動産を勝手に転売されてしまうということもあるようです。
被害に気が付いた時には、もう業者とは連絡がつかなくなっているため、不動産を取り返すことは非常に困難です。
この詐欺に合わないためには、印鑑証明書を簡単に渡さないということが重要です。登記を移転するためには、売り手の印鑑証明書が必要となります。
詐欺業者はどんな手を使ってでも偶然を装い、あなたの印鑑証明書を狙ってくるでしょう。第三者に相談するなどして、怪しい理由で印鑑証明書を手に入れようとする詐欺業者から不動産を守りましょう。
・無効な小切手で支払われる
不動産売却を行う際に、現金以外のもので支払いたいと言ってくる場合がありますが、非常に危険です。
よくある手口は小切手で支払いたいと言って無効な小切手を渡してくるパターンです。
偽物の小切手を渡されても、普段小切手を使わない方はなかなか気が付きません。
しかし、偽物の小切手は詐欺業者からするととても簡単に作れてしまうのです。
また、本物の小切手の場合でも、不渡りを利用して効力を持たなくするといった手口もあります。
本物の小切手だから安心してしまったという方もいるように、詐欺業者はあの手この手で売り手をだまそうとします。
こうした詐欺に合わないためにも、売買代金を支払ったもらう際には必ず現金で行ってもらうということを覚えておきましょう。
今回は、不動産売却における詐欺の手口についてご紹介しました。
これらの詐欺だけでなく、詐欺全般を防ぐ方法として、契約を結ぶ前に免許番号と行政処分歴を確認する方法があります。
これを行うだけでもある程度の詐欺業者を避けることが出来ます。
いちいち確認することを面倒だと思わずに、詐欺に合わないために確認することを心がけましょう。