不動産屋のおっさんコラム
新築住宅はいつからが売り時?
2019/03/15
新築の住宅を売ろうと考えているみなさん、いつ売りますか?
住宅の売却はいつ売るかで、売れる値段が大きく変わってきます。
せっかく売るのであれば高く売りたいですよね。
今日は新築の住宅をいつ売るのが売り時かを紹介していきます。
□新築は住むべき
新築で建てた直ぐにはお得がたくさんあります。
まずは、家がきれいであること、望んだデザインであることです。
新築なので当たり前ですが、家は綺麗です。
また、デザインも建てるときや買う時に選んだものなので自分が望んだもので生活できます。
これらに加えて新築は税金がお得です。
新築で買った家は、3年間固定資産税が半額になります。
固定資産税は基本的に住まいに住んでいるとかかるものなので3年間半額はお得です。
新築を建てたばかりの人や買ったばかりの人で絶対に売らなければならない理由や、引っ越しなどがなければ住むことをオススメします。
□3年超えて売るなら早く
建ててから3年を経過してしまい、売ることにしている場合は早く売りましょう。
立地や住宅の状況にもよりますが、住宅の価値は建ててから年間で約5パーセントも落ちるとされています。
いつか売ろうと思い、時間が過ぎていくと住宅の価値はどんどん下がっていってしまいます。
□リフォームを行う前に
築10年以上経ち、売却を考えている方はリフォームを行う前に売却することをおすすめします。
住宅は築10年以上経ち始めると様々な場所で劣化が始まり、機器の不調や故障が起こります。
ここで売る前にリフォームを行う場合があります。
リフォームを行い綺麗にすることで高く売れると考えされることが多いです。
リフォームを行うことで、行う前に比べると高い値段で売ることができます。
しかし、もともとの価値からリフォームを行って生まれた価値よりリフォーム費用の方が高いことが多くあります。
これにより、せっかくお金をかけたにもかかわらず損をしてしまいます。
もし、売却を考えていてリフォームをしようとしていた方はリフォームを止めることをオススメします。
□まとめ
せっかく建てたり、買ったりした住宅ですが、引っ越しや転勤などの理由で売却する必要がある場合があります。また、その他の理由で売却を考えている方も多いと思います。
せっかく売却するのなら少しでもお得に売却したいですね。
そのためには、住宅やその周辺の状況、税金の仕組みなど様々なことを理解する必要があります。
とても複雑ですので、売却される前にじっくりと調べてから売却を県としてみてください。