不動産屋のおっさんコラム
物件購入の申し込み前に確認すべきポイントをご紹介!
2019/06/29
物件の購入をお考えですか?
物件の購入は手続きや確認するポイントがたくさんありますので、ちょっと気に入ったからと申し込んでは後々面倒になる可能性があります。
そこで今回は物件購入前に確認していただきたいポイントをご紹介させていただきます。
□申し込み前に確認すべきポイント
それでは早速申し込み前に確認すべきポイントをご紹介したいと思います。
*詳細の条件を確認する
どれだけあなたが気に入った物件があってもその売り手の提示する条件が明らかにあなたの資金計画や物件が必要なタイミングに引き渡しが合わないということが考えられます。
そういった条件を確認せずに購入の申し込みをすると交渉をしても無駄に終わってしまいますので注意しましょう。
詳細の条件までを確認し、納得した場合はこちらの条件を提示して交渉に入ります。
この段階では購入希望価格や引き渡し希望時期といった基本的な条件を提示することが一般的です。
*申込み後の流れを知っておく
あなたが購入を考えている物件が新築か中古で交渉の流れが変わってきます。
それぞれの場合の流れをご紹介します。
新築の場合の購入の申込みは現地で行います。
このときに申込証拠金という費用が必要になるので注意しましょう。
この費用を支払う意味としては購入希望者にしっかり購入の意思があるのか確認するためです。
申込証拠金は契約にならなければ返金されますが、法的に効力があるものでもないため返金を巡ってもトラブルが起こる可能性があるためその扱いにも注意しましょう。
中古物件の場合は買付証明書という書類を購入希望者が用意しそれを不動産会社を仲介して売り主に渡すことが一般的です。
この書類は基本的な購入のための条件を記入したものです。
中古物件の場合は申込証拠金は不要なことが多いです。
□申込み後の撤回に注意
ここで1つ申込み後に注意していただきたい点があります。
上記でご紹介したようにポイントを確認し、物件購入に申し込んだはいいものの交渉をしてみたらやっぱり条件が合わないなどの理由で申込を取り消したいと思うこともあるかと思います。
結論からいうと撤回は可能です。
しかし注意が必要です。
それは撤回の際の態度です。
売り主はあなたが購入を希望し、交渉に時間を割いていたわけですから撤回するときもきちんとした態度で、撤回する理由を伝えるなどしましょう。
不誠実に撤回するとその後のトラブルにも繋がりかねませんので、注意してください。
□おわりに
今回は物件購入の申し込み前に確認すべきポイントと申込の撤回に関してをご紹介しましたがいかがでしたか?
物件の購入はスーパーの買い物のようにレジを通すだけでスムーズにいくものではありません。
ですから購入希望を申し込む前に確認すべきポイントを押さえる必要があるんです。
物件の購入をお考えの方は今回ご紹介した点を参考にしてみてくださいね。