不動産屋のおっさんコラム
空き家に固定資産税が最大で6倍になります!七飯の不動産売買専門会社がご紹介!
2018/03/02
「遺産でもらった空き家どうしよう」
「転勤で家が空き家になるけど、放置しておいていいの?」
このようにお考えになったことはありませんか?
遺産や転勤で家が空いてしまうことを予測するのは難しいですよね。
遺産の場合なら、突然自分の手元に誰も住んでいない住宅ができて、どうすればいいのか事前に知っておくことは難しいことだと思います。
実は、空き家を放置しておくと住宅に様々なリスクがあるだけではなく、固定資産税が6倍になるのをご存知でしたか?
今回は「6倍になる空き家の固定資産税の実態と対策」についてお伝えしていきます。
【空き家の固定資産税】
そもそもなぜ空き家になると固定資産税が6倍に跳ね上がるのでしょうか。
近年になって空き家が増加傾向になっており、空き巣や防災のために対策を練る必要がありました。
そこで平成27年5月26日に施工された法律が「空き家対策特別措置法(空き家等対策の推進に関する特別措置法)」と呼ばれるものです。
この法律ができた結果、特定空き家であると判断された場合には固定資産税が最大で6倍になることになりました。
なぜ最大6倍なのかというと、家に人が住んでいると、「住宅用地の特例」で固定資産税の優遇措置がなされていて、最大で6分の1にまでなっていた固定資産税が、空き家になり優遇措置がなくなったことで、もとの税率に戻ってしまったためです。
固定資産税が6倍になってしまうのは家計にとって大きな痛手であることでしょう。
これを対策するためにはどのようなことができるのでしょうか。
【空き家の固定資産税対策】
このような空き家を減らすために、アルタ不動産では「空き家管理のサービス」を行なっております。
放置していると固定資産税が6倍になってしまうだけではなく、害虫が住み着き、庭には雑草がびっしりと生え、家に中にカビが生えることで建物が老朽化してしまうだけではなく、鼻を突き刺すような悪臭が出てしまうこともあります。
このような事態にならないように室内の清掃・通気換気・雨漏りの点検・通水・老朽化のチェックなどを行なっております。
以上のように、空き家を放置しておくと固定資産税で多額に費用がかかってしまう他、老朽化してしまい、非常に危険です。
これらの対策のために空き家管理サービスを依頼する対策を行うか、空き家の心配を無くしてしまうためにいっそのこと不動産を売却してしまうという選択肢もあります。
どのような選択をするのかをよく考えて最善の選択を取れるようにしてくださいね。