不動産屋のおっさんコラム
空き家の使い道って何?函館の不動産売買専門会社が伝授します!
2018/03/25
現在、日本国内には数多くの空き家が存在し、問題となっています。
極端な話ですが、地域によっては空き家が密集しているため、家の数は数多くあるのに住民があまりいないといった地域もあるようです。
確かに、空き家の使い道についてしっかり考える時間をとったことってなかなかありませんよね。
今回は、空き家の使い道についてご紹介したいと思います。
○誰かに貸す
空き家を誰かに貸す場合、多くの方が不動産会社に依頼することになると思います。
この際の流れは、不動産会社へ仲介の依頼を行い、入居者の募集、入居審査、入居者との契約、入居という流れになります。
簡単に言うと、大家となって、入居者からの家賃収入を得る方法です。
○自分で使用する
空き家を賃貸にする計画が現実的でない場合、なおかつ空き家の解体もしたくない場合は、自分で使用することを考えましょう。
人によって様々ですが、普段の使用とはいかずとも空き家をセカンドハウスとして使用する人も近年では増えてきています。
場合によっては現在住んでいる家を賃貸に出して、自分は空き家で生活するといったこともあるようです。
先ほどご紹介したセカンドハウスについてですが、管理費用はある程度必要となりますので、注意しましょう。
セカンドハウスのメリットとしては、少しでも空き家を利用していると行政指導の対象外にすることが出来るということが挙げられます。
今はあまり利用しなくとも、子供や孫が利用することもあるかもしれないので、セカンドハウスとして自分で使用するのも良い手段でしょう。
○売却する
売却する際にも、賃貸と同様に不動産会社への依頼から始まります。
流れとしては、不動産会社へ仲介に関する依頼を行い、購入希望者の募集、価格交渉と契約、代金の決済、所有権の登記、引き渡しという流れになります。
売却することのメリットとしては、不動産の所有にかかる税金や諸費用を抑えることが出来るということです。
また、不動産の価値は年々低くなっていくため、早めの売却は非常に有効な手段と言えるでしょう。
今回は、空き家の使い道についてご紹介しました。
大きく分けると、空き家の使い道はこの3つの方法になります。
空き家は放置することで様々な問題が生じてきます。
場合によっては自己責任ではすまず、付近の住民の方に迷惑をかけてしまうといったことも考えられます。
自分に合った方法を早めに選択し、放置したままにしないようにしましょう。