不動産屋のおっさんコラム
空き家の売却の流れについて!北斗の不動産売買専門会社が伝授します!
2018/03/18
空き家の売却に関して、普段の生活では関連する知識はなかなか身につきませんよね。
何も考えずに空き家の売却を行うと、思っていたよりも手間がかかったなどと言った問題が生じてくる可能性があります。
これらはあらかじめ空き家の売却の流れを把握しておくことである程度軽減できるため、今回は空き家の売却の流れについてご紹介します。
○相場を調べる
空き家を売却するにあたって、まずは相場を調べましょう。
不動産は同じ会社が建てた物件であっても立地や築年数によって価値が大幅に変わってきます。
そのため、売りたい空き家の相場を調べることはとても重要です。
時代や経済状況によって購入時の価格と売却時の価格は大幅に変わります。
周辺の取引事例を見ることで、大体の相場が分かるので、まずは相場を調べてみましょう。
○必要となる書類を準備する
空き家の売却するにあたって以下の書類が必要となります。
簡単な説明と合わせてご紹介しますので、事前に準備しておきましょう。
・土地建物の全部事項証明書
登記簿謄本とも呼ばれます。
名前の通り、土地と建物の基本となる様々な情報が記載されている書類です。
土地と建物で分かれているため、二つ取得する必要があります。
取得するには、法務局での申請が必要となります。
・不動産権利証
この書類は、自分が空き家の所有者であることを証明する書類であり、空き家の購入や相続などで所有権を得たときに法務局から交付されていると思います。
現在では、電子化されて登記識別情報となっています。
・重要事項説明書
空き家を購入したときに、不動産会社を通していると交付されていると思われます。
多くの場合、不動産権利証と一緒に保管されています。
この書類に関しては必須というわけではありませんが、不動産に関する様々な情報が記載されているため、手元にそろえておきましょう。
・固定資産税課税明細書
この書類は、不動産にかかる固定資産税の明細書です。
市町村役場から贈られる納税通知書と一緒になっていることが多いです。
建物と土地についての税金の金額や評価額が記載されているため、固定資産税評価額がすぐにわかります。
○不動産の査定をする
査定に関しては多くの会社にしてもらうと良いでしょう。
その際に、一番金額が高いからという理由で会社を選んではいけません。
そういった会社は媒介契約を取るために高額な査定を出している可能性もあるためです。査定の根拠もしっかりと聞くようにしましょう。
○媒介契約を結ぶ
不動産会社を決めたら、媒介契約を結びます。
3つの形態がありますので、自分に最も合った契約を選びましょう。
○売りに出す
不動産会社と相談し、売り出し価格を決定します。
相場を踏まえた価格に設定しましょう。
○契約交渉・締結
買い手が見つかると、減額交渉などを経て契約を締結します。
この際に売買契約書をしっかりと確認しましょう。
今回は、空き家の売却の流れについてご紹介しました。
この流れを知っているだけでも準備できることはたくさんあります。
あらかじめしっかりと準備をして空き家の売却を行いましょう。