不動産屋のおっさんコラム
築浅戸建てを高く売るコツと注意点とは?
2019/04/24
「築浅物件が安い。」
このような宣伝を見たことありませんか?
住宅には新築、築浅、中古などさまざまな表現があります。
一戸建ての売却を考えている方が築浅物件について知っておくことで自宅を高く売ることができるかもしれません。
今回は築浅について、そして築浅の物件を高く売るコツと注意点をご紹介します。
□築浅とは
まずは築浅について紹介します。
築浅とは建築から5年以内ほどの住宅のことを言います。
しかし、明確に建築から何年以内の戸建が築浅と呼ばれるかの決まりはありません。
多くの会社が5年以内にしているため、ここでは5年以内ほどとご紹介します。
□築浅を高く売るには
築浅の物件は新築ほどではありませんが高く売ることが可能です。
そのためのコツをご紹介します。
*綺麗にする
まずは当たり前ですが、綺麗にすることが大切です。
ここでの綺麗は2種類あります。
1つ目は、建物自体を綺麗に保つことです。
次に住む人たちが最も気にする点です。
汚れやキズ、塗装への移譲などがある家には住みたいと思ってもらえずに売れにくくなり高くは売れません。
2つ目は、生活品を整理し収納することで綺麗にすることです。
築浅の場合、売り手が住んでいるため生活している風景を直接見られることがあります。
このときに部屋が散らかって汚いと印象が良くありません。
また、見た目だけでなく収納スペースが少ないと思われたり、家自体が狭いと思われてしまうこともあります。
そのため家の整理整頓も大切です。
*買い手とのコミュニケーション
購入を考えている人が家に来ることがあります。
そこで買い手とのコミュニケーションが重要になってきます。
実際に生活している感想や周辺の情報などを伝えることで、買い手は生活のイメージをしやすく購入につながりやすいです。
□注意点
*売却の理由を正直に話す
建築からあまり年数の経っていない戸建を売却するには理由が必要です。
理由がないのにせっかく建てた戸建を直ぐに手放すことは考えづらく、理由を伝えないと怪しまれます。
急な転勤や、出費でお金が必要などの理由があると買い手も安心して買うことができます。
しかし、売却の理由がわからない場合、購入希望者は戸建の不備や、周辺環境での問題などを疑い、なかなか売却できない可能性が高まります。
*しっかりと考えてから売る
せっかく建てたばかりの戸建です。
本当に売る必要があるのか、売る理由は何なのかを考える必要があります。
売ってから後悔しても返っていません。
じっくりと考えてから売却の決断を行ってください。
□まとめ
築浅の物件について紹介してきました。
せっかく建てた家なのでできる限り大切にしたい人が多いと思います。
売却を考えるときは本当に売却が必要なのかをじっくりと考えてから売却してください。