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遺品が家に残ったままの家を売ることはできるのか？

そう疑問に思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

家にあるものは処分してからしか売れないのか、そのままでも売ることができるのか、なかなか知っている人は少ないですよね。

身内が亡くなったときに、このような状況になる可能性があるくらいなので、そうありふれたものではありません。

では、実際に遺品が残っている家を売ることは可能なのでしょうか？

今回はその疑問にお答えします。

遺品が残っている家を売却するときに取れる選択肢は２つです。

1つは、遺品をすべて処分してから不動産を買い取ってもらう方法、

もう1つは、遺品を残したままの状態で不動産を買い取ってもらう方法です。

ここからはそれぞれのポイントを説明していきます。

□遺品を処分する場合

＊遺品買取業者に依頼する

遺品として買取に出せそうなものは、遺品買取業者に買い取ってもらいましょう。

買い取ってもらえるものは買い取ってもらった方が、処分にも困りませんし、お金ももらえるので賢い選択ですよね。

売れないと思っていた商品も、意外と売れることもありますので、一度業者に査定してもらうことをおすすめします。

また、商品を売りに出すことになった場合は、査定を受ける前に、掃除してなるべく綺麗な状態にしておくことをおすすめします。

そうすることでより高く査定してもらうことができます。

＊不用品回収は自分でするより業者に依頼するべき

不用品回収に関しても業者に依頼することをおすすめします。

自分で処分した方が安いのでは？と思い、自分で取り組む方も多いですが、実際にやってみるとても大変です。

特に、大きな物がたくさん残っている場合は、自分で処分するとなると体力も時間もかかります

それなら最初から不用品回収業者に依頼して品物を回収してもらった方が早いです。

□そのままの状態で不動産を売却する場合

遺品を残したままの家を売ることも可能です。

この方法は、するべきこともほとんどなくて楽ですよね。

しかし、不用品処分のためにかかる費用が高いですので、手元に残るお金が、もう1つの方法に比べて少なくなります。

また、不動産の立地が悪いと買い取ってもらえない可能性もありますので、遺品を片付けた家よりも買い取ってもらえる可能性は低くなります。

□まとめ

今回は、遺品が残っている家を売るときに選べる選択肢についてお伝えしました。

結果的に遺品を残したまま売却することも可能ですが、金銭的なこと、売れる可能性のことも考えて、遺品を買取に出せるものは出して、残ったものは不用品として回収してもらうのがより賢明な判断だといえます。

また、遺品が残った家を放置すると、家の劣化が早く進み、売却しようと思ったときに誰にも買い取ってもらえない、といったことになりかねないので、早めに行動をとるようにしましょう。