不動産屋のおっさんコラム
一戸建てが売れない場合の対処法とは?
2019/04/08
「売り出し価格が良くないのかな」
「どうして売れないのだろう」
売りに出した一戸建てがなかなか売れないと、このように不安ですよね。
実は、売りに出した一戸建ての買い手が現れないことには理由があるのです。
そこで今回は、北斗の不動産売買専門会社が、一戸建てが売れない場合の対処法についてご紹介します。
□売り出し価格が適正かどうかチェックしましょう
一戸建てが売れない際にまずチェックしたいポイントが、売り出し価格です。
同じ条件の物件がある場合、価格が安い物件の方が買い取られる可能性が高くなるでしょう。
また、同じ価格の物件がある場合、できるだけ条件の良い物件が選ばれることが多いでしょう。
*対処法
競合、つまり他に売り出されている物件と価格やその他の条件を比較してみましょう。
その際に、できるだけ似た条件である物件と比較することが望ましいです。
□売却する不動産のエリアの需要をチェックしましょう
近年、少子高齢化などの社会的な問題から、過疎化が進みつつある地域が存在します。
過疎化が進んでいる地域には商業施設や大手企業の工場などは建設されない傾向にあるため、買い手の需要が少ないと言えるでしょう。
また、最寄り駅から遠く、商業施設や病院などの主要施設へのアクセスが良くない地域の場合、同様に買い手の需要が少ないでしょう。
*対処法
全ての地域に当てはまる訳ではありませんが、過疎地域や最寄り駅から遠い地域などにも以下のようなメリットがあります。
「近隣の方々とのコミュニティが充実している」
「自然豊かな田舎街でのびのびとした暮らしができる」
こういった、都会やその近郊での暮らしでは得られないメリットを前面に押し出して広告活動を行うと良いでしょう。
□よく売れる時期と比較的売れにくい時期がある
一戸建ての購入を検討される方の中には、新生活に備えて新居を構えたいと考えている方が大勢いらっしゃいます。
このことから、4月以降は一戸建てが売れにくいことがあります。
反対に、秋から冬にかけての新生活が始まる前の時期は一戸建てが売れやすいことがあります。
*対処法
売れやすい時期に売り出すという方法があります。
不動産業者と相談をしてみましょう。
□内見のタイミングを見計らいましょう
買い取りを検討中の方が売り出し中の物件を見に来ることを内見と言います。
内見の際の対応が悪いことが原因で一戸建てが売れないという可能性もあります。
*対処法
暗い時間帯よりも明るい時間帯の方が物件に対して良いイメージを持ってもらえる可能性があります。
ですが、無理をして時間帯を指定するのではなく、できるだけ相手の都合に合わる方が良いでしょう。
□まとめ
一戸建てが売れない場合の対処法について紹介しましたが、いかがでしょうか。
一戸建てがなかなか売れなくて困っている方は、ぜひ試してみてください。