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不動産屋のおっさんコラム

共有名義のまま不動産を売る方法と注意点をご紹介します!

2019/07/21

不動産を売却するときにその不動産が誰のものであるのか、その名義は非常に重要です。

特に相続した家などは共有名義といい、複数の人で所有することも一般的です。

そこでこの記事では共有名義のまま不動産を売る方法とその際の注意点を合わせてご紹介させていただきます。

 

□共有名義のまま売却する方法

それでは早速、共有名義のまま不動産を売却する方法をご紹介します。

共有名義の不動産の売却といってもその状況は1つではありません。

共有者が全員売却に同意している場合、同意が得られていない場合などもあります。

もっとも簡単なのが全員が同意している場合でこの時は文字通りそのまま第三者へ不動産を売却できます。

売却に反対している共有者がいるときには以下のような方法があります。

 

✴︎自分の持分を他の共有者へ売却

不動産の売却は何も第三者だけでなく、同じ不動産の共有者にも可能です。

交渉が可能であればこの方法を考えてみましょう。

 

✴︎業者へ自分の持分を売却

この方法は売却価格が安くなってしまうため最終手段として考えておきましょう。

 

✴︎分筆し売却

分筆とは土地を所有者ごとに分割し、単独の所有者として登記することです。

こうすることで自分の持分の土地を明確にし、売却に他の共有者が関係なくなります。

これは土地の売却のときに有効ですが、どのように分割するのかが難しいという欠点もあります。

 

□共有名義で売却するときの注意点

ここからは共有名義で売却するときの注意点をご紹介させていただきます。

 

✴︎売却に関しての認識を一致させる

不動産の売却には様々な条件がありますよね。

これらに関して全ての名義人が同意していることを確認しておきましょう。

売却価格、引き渡し時期などはもちろんのこと、設備の修理はどうするのかなども後々トラブルに発展する可能性がありますので、きちんとすり合わせておきましょう。

 

✴︎売却利益の分配は明確に

いざ売却となるとその利益が出ますよね。

これも明確にしておかないとトラブルに繋がります。

これを考える時は持分比率というものを元に計算しましょう。

これは登記で確認できるためあらかじめ準備しておきましょう。

準備といっても簡単でインターネットを通して証明書の送付を請求できます。

 

□まとめ

この記事では共有名義で不動産を売却する方法とその際の注意点をご紹介しましたがいかがでしたか?

共有名義では一般的な売却よりもトラブルがおきやすくなります。

今回ご紹介した注意点を参考にトラブルなく、売却を行いましょうね。

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