不動産屋のおっさんコラム
不動産売却の業者の選び方とは?七飯の不動産売買専門会社が解説!
2018/05/01
不動産売却をお考えの方はお持ちの物件を少しでも高く売りたいと思っておられると思います。
しかし、そのためには不動産会社選びで良い業者を選定しなければいけません。
不動産売却の経験がなかなか分からないという方も多いと思いますので、今回は不動産売却における業者選びのポイントについてお伝えします。
■まずは複数査定を!
物件を高く売るために重要なのは、その物件をいかに良く見せるかということではなく、その物件の良さを分かって、いかに高く買ってくれる人を見つけるかです。
物件を良くすることばかり考えていても、肝心の買い手が見つからなければ意味がありません。
それも、ただその物件を買ってくれる人を見つけてくるだけではいけません。
その物件の価値を評価し、ギリギリまで高い値段を払ってまで買ってくれる人を見つけなければならないのです。
そのためには、物件の複数査定を行います。
複数査定では一度に多くの不動産会社に査定をしてもらうことができ、それぞれの顧客データや販売実績をもとにその物件の市場での予想販売額を出してくれます。
特に、複数社に出すということがポイントです。
会社によってはその物件があまり高く売れないと評価する一方で、他の会社はこの物件なら高く買うお客さんが出てきそうと判断する場合があるのです。
■不動産会社の選び方
複数社に査定を出せば様々な査定額が返って来ます。
中には、仲介契約を結ぶために高めの査定額を出してくるところがあるかもしれません。
そのため、不動産会社を選ぶには、単純に査定額の高いところと契約を結ぶのが良いというわけではありません。
その数字が信頼できるかどうかも大事ですし、実際に買い手を見つける力があるかどうかも大事です。
物件を市場に流し、買い手のニーズを探るためにも、まずは複数社と仲介契約を結ぶようにしましょう。
複数社と契約を結ぶということは、一般媒介契約を結ぶことになります。
一般媒介契約だと、不動産会社の報告が受けられず買い手探しも後回しにされるのであまり良くないと聞いている方がいらっしゃるかもしれません。確かに、そのような面もございます。
しかし、そのように買い手を探してくれないような業者は悪徳業者に近いと言えるかもしれません。
そこまで多くの内覧希望者や買い手候補者は必要ありません。
まずは、高めの値段でどれくらいこの物件に興味を持ってくれる人がいるのかを探り、だいたいあとどれくらい値引きをすれば売れると分かった段階で、動きの良い不動産会社に値下げの申し入れをし、契約につなげるのです。
この際、一般契約のままだと不動産会社側も真剣さを感じてくれないかもしれないので、一社に絞って専任契約を結び直しても良いでしょう。
■まとめ
不動産売却の業者選びは物件を高く売るために多変重要です。
不動産会社はこちらを利用して上手く儲けようとしてくるかもしれません。
そのため、初めは注意深く強気でやり取りし、売り時を察したら誠意を見せて一つの不動産会社とお付き合いをしていくのが良いと思います。