不動産屋のおっさんコラム
業者が確認するマンションの査定ポイントとは?
2019/04/12
「今いるマンションを売りたい」
「せっかくだから査定額を高くしたい」
マンションの査定額は高ければ高いほど嬉しいものですよね。
そこで、今回はマンションの査定の際、カギとなるところをご紹介いたします。
ぜひ、参考にしてみてください。
□マンションの査定の際にカギとなるところ
*バリアフリーかどうか
近年、マンションはバリアフリーであることが当たり前となってきています。
そのため、バリアフリーでない物件は査定額が低くなる傾向にあります。
*はりの位置
また、近年の動向としてリノベーションの増加が挙げられます。
リノベーションをする際は、キッチンや浴室の機能改善のみではなく、間取りまで変更することも多々あります。
はりの位置は、その物件の間取りの変更のしやすさに大きく関わります。
そのため、間取りを変更しやすい位置にはりがある物件は査定額が高くなる傾向にあります。
*部屋のキズ
部屋のキズは査定額に大きく影響しそうなイメージをお持ちではないでしょうか。
確かに、場所によって査定額に大きく影響しますが、キズが影響しない可能性もあります。
例えば、壁紙の汚れは査定額にあまり影響しないことが多いです。
なぜなら、新しい入居者が入ってくる際に、壁紙は張り替えることが多いからです。
一方で、フローリングのキズは修復に多額のお金がかかるため、査定額に大きく関わります。
*周辺施設の充実度
商業施設、公共施設、医療機関などが近くにある物件は査定額が高くなる傾向にあります。
というのも、生活は周辺環境に左右されますが、内装や間取りとは違って周辺環境は変えられないためです。
最寄駅からの距離も近い方が査定額は高くなる傾向にあります。
*眺望
場所を問わず眺望がいい物件は人気です。
そのため、きれいな眺望が楽しめる物件の査定額は高くなる傾向にあります。
また、同じような眺望を持つマンションであっても、階数が高い物件、眺望を邪魔する建物が周りにない物件は査定額が高くなる傾向にあります。
*安全性
自然災害の多い昨今、最も気をつけなければならないのが安全性ですよね。
マンションを新しく買っても災害で壊れてしまっては買った意味がないですし、買い手側からしてみれば安全性の低い物件は避けたいものです。
そのため、耐震、免震構造を持っている物件や土壌汚染対策を行っている物件は査定額が高くなる傾向にあります。
□まとめ
マンションの査定の際に確認されるところをご紹介いたしましたが、いかがだったでしょうか。
自分のマンションがどのような判断をされそうかが、ご理解頂けたかと思います。
この記事が皆様のお役に立てたのであれば幸いです。