不動産屋のおっさんコラム
空き家の危険性について!北斗の不動産売買専門会社が伝授します!
2018/04/14
売ろうとは思っていてもなかなか時間が取れずに、放置空き家となっている不動産はありませんか?
これは勿体ないだけではなく、非常に危険な状態の場合もあります。今回は、空き家がもたらす危険性についてご紹介します。
・放火による火災の危険性
平成24年におけるデータですが、日本全国において出火件数の数は44102件報告されています。
出火には様々な原因がありますが、一番多いのは放火による出火です。
放火犯にとって、空き家は人の目が付きにくく、燃えやすいゴミや枯れ草が散乱いているため、格好の標的となります。
放火犯が悪いのは間違いないことですが、人によっては空き家を放置した人にも責任があると述べる方もいます。
周りの方に被害を及ぼさないためにも、空き家を早めに処理してしまいましょう。
・不審者による治安悪化の危険性
空き家は誰も来ることがなく、どのように扱ってもなかなか気づかれにくい場所です。
そのため、犯罪者や不審者に利用されることが多いです。
特に、家財道具や布団などが置きっぱなしになっている空き家では、これらの人が住み着くといったこともあります。
空き家のままにしておくにしても、しっかりとした空き家管理を行いましょう。
これを面倒だと思われる方は早めの処理が非常に有効です。
・老朽化による倒壊の危険性
日本の家屋には、木が使用されていることが多いです。
木を使用している家は住んでいる際には気の特性がいい方向に働くためよいですが、空き家となった際には問題が発生します。
それは、木を使用した家は定期的な換気や適切な管理を怠ると、弱くなってくるということです。
木の家は弱くなってくると、台風や地震をきっかけに倒壊する危険があります。
この際には、余計な手間や時間、お金がかかることは明白ですので、倒壊する前に手を打つようにしましょう。
・雪の重みによる倒壊の危険性
地域によりますが、雪の影響で倒壊してしまう危険性があります。
倒壊してしまってからでは遅いので、事前に対策をする必要があります。
また、倒壊だけでなく、積雪をそのままにしておくと落雪によって付近の方がけがをすることも考えられます。
落雪は時間の経過に伴い、重みも増していくので早めの雪下ろしを心がけましょう。
今回は、空き家がもたらす危険性についてご紹介しました。
これら以外にも空き家は放置すると様々な問題が起こってきます。
問題が起きる前に対策を行いましょう。
それが面倒だと思う方は早めに不動産の売却を考えてはいかがでしょうか。