不動産屋のおっさんコラム
築20年以上の戸建てを高く売るにはどうしたらいい?
2019/04/18
家を売ろうとお考えの方で
「子供ができた時に買った家だから、少し古いかも」
「築20年以上の家はなかなか高く売れないのでは?」
とお悩みの方はいらっしゃいませんか?
古い家をお持ちで売買をお考えの方は、新しい家の方が売れやすいイメージがあり、持ち家の売却に自信がないことが多いのではないでしょうか。
そこで今回はそんな方に向けて築20年以上の戸建てを高く売るコツを3つご紹介します。
□そもそも築20年の戸建てはどれほど売れるのか?
「少し古いし、買い手が見つからないかもしれない」
と不安に思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、2017年に売買されている戸建ての中で、約3割が築20年ほどの戸建てなのです。
つまり、「少し古くなっている」と思われている戸建てでも、需要があると言うことがお分かりいただけたと思います。
それでは、より高く売るためにはどのように工夫をすれば良いのでしょうか。
□築20年の戸建てをより高く売るコツ
*売却期間に余裕を持つ
新しい家ではないため、売却期間は余裕を持ち半年ほどかかると見ておくことが大切です。
一戸建ては売り出しから売却まで約4ヶ月、成約から引き渡しまで1ヶ月ほどかかります。売却にもう少し時間がかかると考えると時間売却期間は約6ヶ月かかる計算になります。
「とにかく早く売りたい!」
とお急ぎの方であれば、不動産会社による即時買取を依頼できますが、その代わりに、価格は相場の6~8割ほどになってしまいます。
「すぐに売れるだろうと思っていたのに、中々売れない!」
と後になって焦らないように、きちんと売却期間を逆算しておきましょう。
*瑕疵(かし)保険を利用する
築20年以上の一戸建てをより高く売るための方法として、瑕疵保険の利用が挙げられます。
瑕疵保険とは、国土交通省が主導で導入した保険です。
専門家が調査を行い、必要に応じて補修工事をすることで、売買後1年または5年間の瑕疵を保証する保険のことです。
しかし、既存住宅売買瑕疵保険の適用は費用がかかるため、そのことを念頭におく必要があります。
*不動産会社選びを重視する
3つ目のコツは売却実績の豊富な不動産会社に依頼することです。
売買実績が多い不動産会社であれば、クライアンを多く持っているため、その分より良い条件で売却できる可能性が高くなります。
□おわりに
以上が築20年以上の戸建てを高く売るための3つのコツのご紹介でしたが、いかがでしたか。
築20年以上の家であっても思っている以上に高く売れる可能性があります。
古い一戸建ての売却をお考えの方はぜひこの記事を参考にして、満足のいく売却をしてください。